こんにちは!名城塗装です!今年の2月は雨が多いですね。。。せっかくプロ野球のキャンプで盛り上がる沖縄もコロナと雨続きで楽しみも半減です。
外壁塗装の天敵はズバリ、雨です。工程において重要な乾燥が滞ってしまうからです。しかし、雨だからこそ優先してできることもあります。そんなところも紹介しながら、今回の施工の一部をご紹介します。
今回は、名護市にある現在は空きとなった店舗の外壁補修・塗装です。次店舗のオーナー様よりご依頼を頂きました。
足場の組み立てから作業開始です!作業効率を上げるためと、作業員の安全確保のためには重要な足場。安全確認しながら一つずつ確実に組み立てていきます。
塗る前に大切なこと
足場を組み立ていざ!!とその前に、新しい塗料を塗る前に必ずしておかなければならないことがあります。それは、「洗浄」と「異常の有無の確認」です。せっかく外から塗ったキレイな外壁も、その内側になんらかの異常が放置されたままだと、せっかくの機能が維持されません。そういったことから、今回は塗料前の作業としての洗浄と外壁補修についての作業風景を紹介します。
塗る前に大切なことは外壁の汚れや異常を細かくチェックすること。見た目は美しくても、内部に異常があれば効果は発揮されません。
高圧洗浄
高圧洗浄機で外壁の汚れやコケ、チリ等をしっかりと落とします。そうすることで、塗料がしっかりと密着できる下地ができるし、ヒビ割れなどの異常も発見することができます。時間をかけて丁寧に洗浄していきます。またこの作業は塗料を使わないので、雨の中でも工期を遅らせることなくできます。
時間をかけて丁寧に洗浄していきます
クラック(ヒビ割れ)補修
外壁のクラック(ヒビ割れ)は経年による紫外線の影響を受けて劣化した塗膜が膨張し、それに耐えられなくなることで発生するものです。放っておけば内部に雨水が侵入しカビやサビの発生原因となってしまい、建物全体の耐久性に悪影響を及ぼしてしまいます。塗料を塗るだけでは完全に補修されないので、プライマーやウレタンパテでヒビを埋めてから、塗料を塗ります。
クラックにサンダーをかけることでヒビを拡げ、そこに補修材を塗り込んでいきます。
プライマーによる下塗り。下地と、上塗り剤との密着性を上げることで機能性を長く保持します。
専用のヘラを使用してウレタンパテを塗布します。表面を平らにならすことで美観性を上げます。
爆裂補修
外壁の一部に爆裂箇所が確認されました。外壁の爆裂とは、外壁を支える鉄筋が雨水によって錆びてしまうことで空気層ができあがり、その影響で外壁を押し出し内側から破裂したようにボロボロと崩れてしまう現象です。放っておけば水漏れや雨漏りの原因となってしまいます。画像のように爆裂が視認できると発見は容易ですが、表面を見ただけではわからないこともあるので、「打診棒(だしんぼう)」という専用の道具を使って発見します。せっかく外壁を強化したのに、内側がもろければ意味のないものになってしまいます。
爆裂箇所を確認。補修に移ります!!
ケレン作業。下地についた旧塗料や汚れをきれいに落とします。
剥き出しになった鉄筋部分に錆止め塗料を塗布します。
補修箇所にモルタルを塗布し埋め戻します。
左官作業。セメントペースト(のろと呼びます)を塗り込みフラットな見栄えに戻します。
タイルガンを使っての吹き戻し。周囲の壁と似た模様にし、補修した箇所だとわからないようにします。
今回の工程は以上!次はいよいよ外壁塗装です!!
お客様のご意見やご要望に耳を傾けながら、お客様の安心のために引き続き頑張ります!!
次回のブログはいよいよ塗装です!
乞うご期待!
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