こんにちは!名城塗装です!
今回も前回に引き続き、名護市内の店舗兼アパートの施工レポートとなります。
前回は、レンガ造の屋根の問題をレポートしました。その後屋根はどのように補修・塗装されていったのでしょうか。
↓前回のブログはコチラから↓
レンガ造屋根の補修
レンガの解体
レンガに破損や剥がれ、ヒビ割れが確認できたので落下など思わぬ事故を防ぐためにレンガを撤去する事にしました。
下地造り
セメントを使って下地を造っていきます。
防水処理
水性防水「ビッグサン」を3度塗りしました。高い防水性に加え、臭いや毒性が低減化された環境に優しい塗料ですので、建物周囲に配慮した施工が可能です。
仕上げ
レンガ造だった雰囲気をなるべく壊さないように、レンガ色を使用しました。
外壁補修
爆裂補修
外壁に爆裂箇所を確認しました。爆裂とは、ヒビ割れた外壁によって内部に雨水などが侵入し、内部の鉄筋がサビてしまうことで体積が膨張、これによってコンクリート内部で破裂してしまう現象です。放置しておくと、外壁の崩落、建物内部にダメージが蓄積することで劣化スピードを早めてしまう危険性があります。
機械を使用して爆裂箇所周辺も合わせて削り取り内部の鉄筋を露出させ、サビをキレイに落とします。
サビを落としたらセメントで埋めます。
これで爆裂補修は完了です。適切な補修をせずに塗装してしまうと、外見は問題なさそうでも内部では深刻な問題が進行しています。外壁の補修や塗装は、実績のある名城塗装へお任せください。
クラック補修
続いてクラック補修です。クラックとはいわゆる「ヒビ割れ」のことです。強い日光や紫外線、風雨や地震などの自然災害から大切な建物を守る外壁ですが、経年劣化によってこのようなクラックが発生することがあります。視認しやすい現象でもあるので、ぜひ所有する建物の外壁をチェックしてみてください。もちろん、そのまま放置するわけにはいきません。適切に処置していきます。
ヒビ割れ箇所に、傷口を広げるようにサンダーを使ってVの字にカットしていきます。
広げた傷口に、ヘラを使ってウレタンコーキングを埋め込みます。密着性に優れ、硬化すると弾力性のある仕上がりとなります。
爆裂補修と同様に、最期は左官していきます。
外壁補修(仕上げ)
補修箇所が外部から見えないようにするために、タイルガンを使用してアクリル樹脂系の吹き付け塗材であるレナラックを塗布します。特徴的な凹凸が現れ、補修していない外壁ともすぐに馴染みます。
その他の補修
屋上と階段部分を仕切る壁の笠木部分に欠落が確認されました。見映えが良くないので、補修していきましょう。
一度、下地にセメントと流した後、「ノロ」と呼ばれるセメントを水で薄めたペーストを刷毛で塗り込みます。こうすることで補修部分の強度を上げていきます。
再びセメントをかぶせて、あとは乾燥を待つのみです。
塗装の準備が整いました!
と、前回のレポートもこのタイトルで締めたのですが、すみません。まだまだ補修箇所がありました😅いかがでしたでしょうか。「外壁塗装」といっても、その前に調査・洗浄・補修といくつもの工程があり、これらの工程をひとつでも欠けてしまうと、せっかくきれいな外観を取り戻した建物であっても内部の劣化を食い止めることができないため、経年劣化のスピードを速めてしまう危険性があるのです。
名城塗装では、お客様の住まいと生活を守り、これが社会全体を守ることに繋がるように、職人が一丸となって作業を進めて参ります。
大切な建物の調査・診断、塗装に関するご相談やお見積りは毎日無料で実施しています。どうぞお気軽にお問い合わせください。