
沖縄の強い日差しや台風を長年受け続ける住宅は、築10年以上を過ぎると外壁や屋上に劣化が見え始めます。
しかし、「修繕工事は高いから…」と先延ばしにしてしまう方も少なくありません。
今回ご紹介するのは、沖縄市古謝で外壁補修と屋上防水工事を補助金を通して実現された施工事例です。
市役所の補助金制度により、経済的な負担を抑えながら住まいの安心を取り戻すことができました。
補助金で工事が実現したきっかけ
お客様は、市役所の「住宅リフォーム支援事業」のリストに弊社が掲載されていたことからお問い合わせくださいました。沖縄市の予算は残り、およそ30件分とのことで、限られた枠の中で補助金を活用できたことも大きな後押しになったそうです。
施工前の状況


- 築15年、これまで補修なし
- 外壁に劣化が進行
- 雨漏りはまだなかったが、外壁に複数のクラックを確認
- 屋上は下地がガサガサで、以前にDIYで塗られたような塗料が剥がれていた
外観上はまだ住める状態でも、このまま放置すれば雨漏りや構造劣化に直結する状態でした。
今回の施工内容
外壁補修・塗装
高圧洗浄で旧塗膜や汚れを徹底除去
長年の汚れや劣化した塗膜を落とし、新しい塗料がしっかり密着できる下地をつくります。


サッシ周りコーキング撤去 → プライマー塗布 → 新規コーキング充填
サッシまわりのひび割れや劣化したコーキングを取り除き、防水性を回復させるために新しく打ち替えました。



クラック補修(Vカット+補修材注入、小クラックは補修材で対応)
外壁の大きなひび割れはV字にカットして補修材を充填、小さなひびは補修材で塞ぎ、雨水の侵入を防ぎます。


下塗りシーラー → 柄戻し(たまブキ)
シーラーで下地を固め、補修跡を自然に馴染ませるために既存の模様を再現しました。



軒天はカチオンシーラー下塗り → 水性ケンエース2回塗り
劣化していた軒天を補強し、仕上げ塗料を2回重ねることで耐久性と美観を回復しました。



外壁はパーフェクトフィラー下塗り → パーフェクトトップ2回塗りで仕上げ
細かなクラックを埋めつつ下地を調整し、耐候性の高い仕上げ材を2回塗りで長期保護を実現しました。



玄関軒木部はケレン → キシラデコール2回塗り
剥がれた木部をケレンで整え、防腐・防虫効果のある塗料を重ねて耐久性を確保しました。



屋上防水
下地調整にレジアンダーを使用
屋上の下地が荒れていたため、通常のプライマーではなく密着性の高いレジアンダーで補強しました。下地の状態をしっかり確認し、その状態に適した材料を選ぶことが重要です。



プルーフロン2回塗り
屋上全体に防水材を2層重ね、下地をしっかり覆って防水層を形成しました。



仕上げにGRトップ(グリーン)を2回塗り
紫外線や雨風から防水層を守るためのトップコートを2回塗り、屋上を長期的に保護しました。綺麗なグリーンが映え、美観も取戻します。



お客様の声
「3社から見積もりを取りましたが、一番安かったのが御社でした。
最初は正直不安もありましたが、工事が進むにつれて丁寧さを実感でき、仕上がりを見て本当に頼んで良かったと思いました!」
補助金を活用しながら、適正価格で高品質な施工ができたことにとても満足していただけました。
完工


今回の工事では、補助金を活用することで費用を抑えながら、外壁補修と屋上防水をしっかり行うことができました。
築15年で劣化が進んでいた住まいも、新築時のような美観と防水性能を取り戻し、お客様からも「頼んで良かった」と喜びの声をいただいています。最適な方法と価格で工事を提供できたことが、私たちにとっても大きな励みとなりました。
まとめ:補助金は賢く活用して安心の住まいを
外壁補修や屋上防水は、見た目を美しくするだけでなく、住まいを長持ちさせるための重要なメンテナンスです。
今回のお客様のように、補助金を上手に活用することで「必要な工事を経済的に実現」することが可能です。
沖縄市の住宅リフォーム補助金は枠が限られています。
「うちも対象になるかな?」と気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。


















