屋根の雨漏り、外壁のひび割れ、汚れ、経年劣化によるトラブルを解決する塗装業者です。お問い合わせ、外壁・屋根の診断、お見積り無料にて承ります。

屋上の防水作業

屋上は、直接風雨にさらされたり強い紫外線があたる時間が長く、また日頃からじっくりと見る機会も少ないことから、異常が見落されやすい箇所でもあります。しかし、塗装による保護がないと、劣化とともに水が侵入し、建物全体の劣化の加速にも繋がり、そうなると補修に多大な費用がかかってしまうこともあります。今回は、屋上防水の過程を紹介します。

1.下地調整

後に塗布する防水材の密着を良くし、元の下地のピンホール化を抑えるために重要な工程のひとつです。ピンホールとは、「針で刺したような小さな穴」という意味で、塗装工事後に起こる施工不良のひとつです。ピンホールが起こってしまうと、外観を損ねるだけでなく、そこから雨が入り込んでしまうと、防水の裏まで水分が入り込み膨張してしまうとせっかくの塗膜を剥がしてしまいます。そのようなことが起こらないように、下地の調整から丁寧に作業を行っています。

2.プライマー処理

次にプライマー処理です。プライマーとはいわゆる「接着剤」の役割を果たします。これを塗布しないと、防水材が下地(元の素材)に密着せずに防水の役割を果たせなくなってしまいます。塗装の工程における「下塗り」の段階であり、外観を美しく、且つ優れた防水性を維持するために欠かすことのできない重要な工程です。

3.ウレタン防水

下地塗りが終わり、いよいよ防水施工です。効果的な防水機能を維持するために2回塗りで厚みをつけます。また、このウレタン防水は施工過程において難易度の高い作業でもあります。もし、均一に塗れず、わずかな傾きやくぼみがある状態に仕上がってしまうと、雨水が排水溝に流れない、水たまりができる、塗装の薄い箇所から雨漏りを起こしてしまう可能性があります。そのようなことを防ぐためには熟練の技術が必要なのです。

4.トップコート

最後に、トップコートコーティング作業による仕上げです。これは、塗布した防水材を守り、防水機能を長持ちさせるために行う上塗りの作業です。夏本番を迎える沖縄の強い紫外線による影響を防ぐ効果もあり、遮熱の機能も持っているので、熱を逃し、屋内を涼しく快適な状態に保ちます。

防水加工にとって重要なことは、「しっかりと乾燥させること」です。完全に乾燥していない状態で次の工程に移ると、防水機能に支障をきたしてしまう可能性があるからです。
下地調整後は、1日かけて乾燥させ、翌日にプライマーからウレタン防水の一層目をします。ウレタン防水は、乾燥が遅い為、1日に2回塗ることはできません。その翌日にウレタン防水二層目を流し、やはり1日かけて乾燥させ、さらに翌日にトップコートを流すことから、最短でも4日の工期が必要となります。
当然、雨に濡れると台無しになってしまうので、天気予報ともよく相談しなければなりません。梅雨入りしている現在の沖縄ですが、運良く晴天が続いていることもあり、スムーズに工程を進めることができました。

屋上の防水作業
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企業とお母さんのお悩みに耳を傾けるフリーランス金城 薫
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