冬の塗装って
大丈夫なの?
こんにちは!名城塗装です。
長い夏も終わり、沖縄にもひんやりとした冬がやってきました。
特に朝夕は空気が冷たくなり、なかなか布団から出られないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
コロナウイルスの陰で見落としやすいですが、インフルエンザウイルスも活発になる時期となりました。体調管理には気をつけましょう。
月 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
+22° | +20° | +20° | +21° | +22° | +22° |
+15° | +18° | +19° | +18° | +20° | +20° |
冬の塗装って、、大丈夫?
塗装において重要な工程のひとつとなるのが「乾燥」です。
しっかりと塗った塗料でも塗膜を完全に乾燥させなければ、外観不良や欠陥(しわ、割れ、膨れ)の問題が生じてしまいます。それが施工不良や重大な事故に繋がってしまう恐れがあります。
それでは、寒い冬だとどうでしょうか。
気温が下がるとやはり、乾燥の工程に何らかの影響が出てしまうのでしょうか。
弊社でも使わせてもらっている日本ペイント「パーフェクトトップ」を例にご紹介します。
商品カタログによると、気温により乾燥までの時間は異なりますが5℃以上の気温であれば乾燥は可能です。
真冬でも5℃を下回ることのない沖縄では大きな弊害となることはないようですね。
ちなみに沖縄の最寒月の平均気温はおよそ17℃。乾燥に大きな問題はなさそうです。
乾燥については、気温というよりも周囲の環境(紫外線・雨風など)を考慮した方が良い
今回の施工
さて、今回の施工はこちらのドア。
沖縄市中央にある「ピアノラウンジ ソアーヴェ」様です。
なめらかなピアノの演奏を聞きながらおいしいお酒が飲める、おしゃれなラウンジです。
開店以来多くのお客様を迎え入れたこのドアを、ピアノラウンジの雰囲気に合わせたカラーに塗装していきましょう!
今回のテーマは、お店の雰囲気に合わせた重厚感あるドアにすること。打ち合わせの際にそのことを伝えカラーを提案すると、快諾していただき全面的に任せて頂けることになりました。ありがとうございます。
施工開始
完工
今回は「重厚感」がテーマとなる塗装でしたが、工夫をしたところは「ツヤ消し」です。
前回のブログであげたようなピカピカの光沢もアクセントを出す上で効果的ですが、今回はピアノラウンジという独特の雰囲気を活かすためにあえてツヤを消し、深みのあるものにするよう塗装を行いました。
もちろんピアノのような光沢感も悪くないのですが、ここではあえてツヤを消し色の深みを出すことでピアノが映えるような色使いを心掛けました。
↓↓前回のブログはこちら↓↓
ツヤを消し深みのある色にするために、従来は2度塗りで済む工程を今回は3度塗りで行いました。塗料の機能性をアップさせることはもちろんですが、これにより下地の木目が消え深みのあるブラックにすることができました。その雰囲気にお客様が吸い寄せられるように感じると思います。
完工後、オーナーさんからも「お店の雰囲気に合っているね」と満足の声を頂き私も満足です。
おまけ
出入口横のトタン壁にもサビや傷みがあったので、サビ止めとドアと同じカラーをサービスで塗布しました。
生まれ変わったドアと合わせてより雰囲気あるものとなりました。