こんにちは!名城塗装です!!
沖縄県では2月20日にようやく、新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が解除されました。
これにより飲食店に出されていた時短営業要請も解除されいつもの活気に戻りつつあるような気がします。
しかしまだまだ油断はできません。本日(2/23)の陽性者が737名。引き続き感染症対策を徹底していきましょう。
私たちも感染症対策を十分に行った上で、お客様からのご要望に耳を傾けております。
雨天時の外壁塗装について
今回は雨の日の塗装施工についてです。沖縄は2月の中旬から雨続き。14日から10日間、晴れた日はなんと1日しかありませんでした。さて、塗装や防水施工において、塗膜の乾燥は重要な工程のひとつです。せっかく塗った塗料も、雨や湿気によって流れてしまったり、塗料の品質が落ちてしまったりすると施工不良の原因となってしまう可能性があるのです。
沖縄県の気候
こちらのグラフは、1991年~2020年までの沖縄県・東京都・大阪府の月別平均降水量を表しています。(出典:気象庁)海に囲まれ温暖な沖縄県は、海上で雲が発生しやすく、全国的にも降水量の多い地域であることがわかります。沖縄県の年間平均降水量は2161mm。東京都が約1600mm、大阪府が約1300mmであることがわかるように、沖縄県の降水量の多さがわかります。
雨の日に外壁塗装ってできるの?
結論から言うと、基本的にはできません。雨天時の外壁塗装は、乾燥しにくいということ以外にも、塗料の品質、塗布後の仕上がり、作業効率共に悪くなってしまいます。また建造物によっては足場を組んで作業することもありますが、雨天時は非常に滑りやすくなるため、作業員にとっても大変危険です。工期は雨天の場合を考慮して組み立てていきます。
雨天時の外壁塗装は、塗料の品質、塗布後の仕上がり、作業効率共に悪化し向いていません。
雨が降ったらどうするの?
では、雨天により作業が困難になってしまった場合はどうするのでしょうか。工期の遅れは避けられませんが、単純に「塗料が使えない」というだけですから、塗料を使わない作業を優先して行っています。天候が回復し、すぐに塗布作業に移ることができるように備えておくのです。
1.高圧洗浄
下地に汚れやコケが残ったままの状態で塗料を塗ると施工不良の原因となります。きれいな仕上がりと塗料の品質を維持するためにも高圧洗浄は大切な作業のひとつです。
2.ケレンがけ
塗布前の下地に付着している旧塗料や細かいチリを、サンダーやヤスリを使ってきれいに落とします。細かい作業ですが、これを怠ると、塗布後の仕上がりや機能性に支障をきたしてしまいます。
3.クラック(ヒビ割れ)補修
外壁にクラック(ヒビ割れ)がある状態で雨が降ると、そのヒビから水分が侵入しカビの発生や内部の劣化速度を速めてしまい、建造物の耐久性に大きな問題を引き起こしてしまいます。そうならないためにも、補修を行います。
4.解体作業
塗装だけでなく、解体作業もお任せください!
塗料の品質が向上し、雨天時でも塗布できる塗料がありはしますが、基本的に雨天時は塗料を使う作業は行いません。名城塗装は、上記4点の他にも、網戸の張替えなどの軽作業も承っております。お気軽にお申し付けください。