2024年5月21日、気象庁は沖縄地方・奄美地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。梅雨初日は、例年より遅い梅雨入りだったためか、いきなり本気を出したような大雨でしたね。長い期間雨が続くとなると心配なのが、自宅の雨漏りではないでしょうか。梅雨期間中の防水工事にはいくつかの課題はありますが、場合によっては実行可能です。以下に梅雨期間中の防水工事に関するポイントを解説します。
はじめに
梅雨の季節が訪れると、多くの家庭で雨漏りの問題が深刻化してしまいます。特に日本の梅雨は長期間にわたる降雨が特徴で、建物に大きな負担をかけます。雨漏りは家の美観を損ねるだけでなく、構造にも深刻なダメージを与えてしまうのです。
雨漏りの原因とは?
雨漏りの原因は多岐にわたりますが、主なものは以下の通りです。
- 屋根の劣化
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屋根材の老朽化や接合部の劣化によって、水が侵入することがあります。
- 外壁のひび割れ
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外壁のひび割れや塗装の剥がれが原因で、水が染み込むことがあります。
- 窓やサッシの不具合
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窓枠やサッシのシーリング材の劣化により、水が室内に侵入することがあります。
- 基礎部分の問題
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建物の基礎部分に水が浸入することで、構造全体に影響を及ぼすことがあります。
住宅の雨漏りを放置すると、構造材の腐食やカビの発生、電気設備の故障などが起こり、建物の寿命が短くなってしまったり、住人の健康被害も引き起こしてしまう可能性もあることから、早急な対策が必要です。
雨漏りのサイン
雨漏りの早期発見が防水工事を成功させる鍵です。以下のサインに注意しましょう。
- 天井や壁にシミができる
- カビが発生している
- 室内の湿気が以上に高い
- 屋根や外壁にひび割れや剥がれがある
梅雨期間中の防水工事は大丈夫なの?
梅雨期間中の防水工事は多くの課題が伴いますが、急を要する場合には実行可能です。上記のような雨漏りのサインが現れている場合は、すぐに専門業者を呼び対応してもらいましょう。急を要する状態なのかの判断も含めて専門業者に問い合わせましょう。
梅雨時期の防水工事のメリット
- 迅速な対応が可能である
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少しの雨漏りであっても、放置すればその影響は急速に広がります。少量の雨漏りが発生している場合でも、迅速に対応することで被害を最小限に抑えられます。
- 問題の確認がしやすい
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実際に雨が降っている状況で工事を行うため、問題箇所の特定が容易です。迅速な防水工事にも繋がります。
梅雨時期の防水工事のデメリット
- 工事の遅延
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雨が続くと工事が中断されることが多く、完了までの時間が長くなってしまう可能性があります。
- 施工品質の低下
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雨天時の施工は条件が悪く、品質に影響が出ることがあります。特に塗膜防水やシーリング材の施工には乾燥を要する時間が必要となります。
- 費用の増加
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天候の影響で工期が延びると、追加費用が発生する可能性があります。
可能であれば、梅雨前の春先に防水工事を計画することでよりスムーズで高品質な施工が期待できますが、もう梅雨に入ってしまいました。しかし、だからといって雨漏りの箇所を放置してしまえば影響は大きなものになってしまいます。部分的な施工や仮説防水によって工期を短縮したり、雨漏りの進行を一時的に防ぐ事ができます。「梅雨に入ってるからどうせ工事できない」とあきらめずにお問い合わせくださいませ。
工事に不向きな天候であっても、雨漏りを食い止めるための方法はあります。影響が大きくなる前に弊社へお問い合わせください
このように、梅雨時期の工事には多くの課題を伴うため、信頼できる専門業者の選定が重要になります。雨天時でも適切に対応できる経験と技術を持った業者を選ぶことがポイントです。
まとめ
わずかな雨漏りであっても、放置すると深刻な問題に発展する可能性があります。また、工事に不向きな梅雨時期であっても雨漏りを食い止める事は可能です。雨漏りの悩みを解消し、安心して梅雨時期を過ごしましょう。
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