小さなヒビも、放置すると大きなトラブルに

外壁にうっすらと入ったヒビを見つけたとき、「これくらい大丈夫かな？」と思ったことはありませんか？
実はその小さなクラック（ひび割れ）、放置すると雨水が侵入し、建物の構造自体を傷めてしまう原因になることもあるんです。

最初は気にならない程度でも、季節の寒暖差や雨風の影響でヒビは少しずつ広がっていきます。
気づいたときには「壁が浮いてきた」「雨漏りがしてきた」といった深刻な状況になるケースも。

クラックとは？種類と原因を解説

外壁にできるヒビ割れ、これを「クラック」といいます。
クラックには主に以下の2種類があります。

ヘアークラック：表面の塗膜だけにできる細かいヒビ（髪の毛ほどの幅）
構造クラック：建物の動きや劣化によって壁材自体が割れてしまう深いヒビ

原因はさまざまですが、よくあるのは以下のようなものです。

経年劣化（築10年以上）
建物の乾燥や地震による揺れ
材料の伸縮
適切な下地処理がなかった場合の施工不良

クラックを放置するとどうなるか

クラック（ひび割れ）を放っておくと、以下のような深刻なトラブルにつながる可能性があります。

名城塗装によるクラック補修の流れ

当社では、外壁のクラックを単なる「見た目の補修」ではなく、長期的な保護を目的とした施工として行っています。

① クラック診断

まずはヒビの状態・深さ・方向をしっかり確認。構造クラックかどうかも判断します。

② Vカット処理

ヒビの部分をV字にカットすることで、補修材が奥までしっかり入り込み、剥がれにくくします。

③ プライマー塗布

接着力を高める下塗り材で密着性を確保。

④ コーキング充填

防水性のある専用のコーキング材で、ヒビを丁寧に埋めていきます。

⑤ 仕上げ左官・塗装

周囲の壁面に合わせて、仕上げ材をなじませながら左官し、上塗りで美しく整えます。必要に応じて「ヘッドカット」という仕上げ方法で、周囲の建物と調和した見た目に仕上げます。

Before→After｜補修事例のご紹介

施工前はひび割れが目立ち、部分的に黒ずみも見られました。
施工後はヒビも目立たず、周囲の模様ともなじむ自然な仕上がりに。

「こんなにきれいになるんですね」と、お客様から驚きの声をいただくことも多くあります。

よくある誤解とプロの視点

自分で補修材を買って埋めたら直りますか？

見た目だけなら一時的に隠れるかもしれませんが、中まで補修されていない場合は再発する可能性大です。プロはヒビの奥まで処理し、耐久性まで考えて施工します。

名城塗装のこだわり

私たちは「細かいヒビだから」と手を抜くことは決してありません。
サッシまわりの小さなクラックや、見えにくい軒天井など、雨水の侵入口となり得る部分を徹底的にチェックし、必要な処置を行います。

また、補修跡が目立たないように、周囲との色や模様を揃えるなど、美観にも最大限配慮しています。

まとめ：クラック補修は早めが正解！

外壁のクラックは、早めに対応すればコストも最小限で済みます。
「まだ大丈夫」と思って放置してしまうと、結果的に大掛かりな工事が必要になることも。

名城塗装では、無料で外壁診断を行っています。
「もしかしてうちも…？」と少しでも気になる方は、お気軽にご相談ください。