屋根の雨漏り、外壁のひび割れ、汚れ、経年劣化によるトラブルを解決する塗装業者です。お問い合わせ、外壁・屋根の診断、お見積り無料にて承ります。

DIYで大丈夫?塗料同士の相性とは

長引くコロナ禍。
沖縄県内は約1年4カ月ぶりに1日の感染者が「0」と発表され、
商店街や街並みにいつものような活気が出てきたように思えます。
しかしそれでも、まだまだ油断せずに感染対策を忘れずに生活していきましょう。

DIYで大丈夫?塗料同士の相性について

こんにちは!名城塗装です!
「住宅の外壁や家具、屋内設備などを自分で塗装したいけど、知識がなくなかなかできない」
とお悩みではありませんか?
最近ではブログやYouTubeなどで、塗装に関するDIY情報が溢れていますが、
どんなに有益な情報を受けたとしても、塗る箇所の状態は様々です。
例えば、

  • 紫外線や風雨にさらされやすい
  • 湿気がこもりやすい
  • 人の手が触れやすい
  • 子どものために安全面を考慮したい
  • すでに塗られている部分を上塗りしたい

などなど。
塗装箇所には様々な外部環境や配慮しなければならない要素が含まれており、
また、素人では気づきにくく、プロの経験が必要な部分でもあります。
外部環境や配慮に適した塗料を塗布しなければ、せっかく美しく仕上がったところで、
機能性が発揮されず、かえって劣化を早めてしまうこともあるのです。
DIYをする前に、この記事をお読みになり「本当にDIYで大丈夫なのか」どうぞご検討ください。

今回は、施工事例と併せて、塗料の相性について解説していきます。

今回のご依頼

今回、設備企画KOZA様よりご依頼を受けたのは、
沖縄市中央パークアベニューないにある「カラオケバー 月」。
12月中の改装オープンに向けてのカウンターテーブルの塗装を承りました。


漆黒で重厚感のあるカウンターテーブル。バー全体の高級感を生み出していたのでしょう。
しかし長年愛用してきたこともあり、食べ物の油汚れやドリンクの水分、お客様の手アカ等で
ツヤもなくなってしまっています。
そんなカウンターテーブルを、生まれ変わらせます!

施工の前に…

施工を始める前に、このカウンターテーブルにおいて配慮しなければならないことを整理します。

  1. 多くのお客様が手を振れる箇所であること
  2. ドリンクの水分やフード類の油汚れ等が発生しやすいこと
  3. 店内に入ればすぐに目のつくいわば「お店の顔」であること

こういった内容を把握して、適切な塗料選びを行いました。

1.ケレン処理・下塗り

まずは塗装前の下準備から。色あせてしまった旧塗料(黒)をきれいに落とすケレン処理からスタートです。旧塗料の上にそのまま新塗料を塗ってはいけません。外観はキレイでも、中身は機能を失った旧塗料のままなので、そのまま上塗りしてしまうとすぐにポロポロと崩れてしまいます。写真は、ケレンがけ後の下塗りの様子です。下塗り材は「グランドコート」を使用しました。下地と上塗りを密着させるための重要な工程です。

写真下、黒みがかっているところが旧塗料をケレンがけした後。

2.上塗り(仕上げ)

下塗り材が乾いたら仕上げです。
ツヤのある真っ赤に仕上がりました。
エネルギッシュで活発な印象を与える赤。
バーの雰囲気を華やかなものにしてくれ、
フードやドリンク類をよりおいしく見せてくれることでしょう。

塗料選びのポイント

今回の施工においての塗料選びのポイントについてご紹介します。
カウンターテーブルは、先にも述べたようにフードやドリンクの提供により多くのお客様の手に触れるものであり、お店の「顔」としての役割もあることから、耐久性の強い、より美しい仕上がりになる塗料を選ばなければなりません。そこで、仕上げの上塗り材として使用したのは「車用塗料」です。文字通り、車体に使用する塗料です。耐久性やツヤ出しに抜群の効果を発揮してくれます。

実はこの強い耐久性とツヤには秘密があります。
それは、「溶剤」であること。
塗料には大きく2つ、「水性」「溶剤(油性)」に分けることができます。
そう、溶剤は油性であり、この油性成分が強い耐久性とツヤを生み出しているんですね。
そこでさらに重要なのは、実は「下塗り材」です。
目に見える部分は上塗りなので、
下地としっかり密着しさえすれば下塗り材は何でも良いのでしょうか。
正解はNOです。
上塗り材に合わせて、適切な下塗り材を選ばなければなりません。
結論から挙げると、下塗り材の「グランドコート」も「溶剤(油性)」です。
つまり、水性塗料と溶剤塗料の相性は良くありません。溶剤はその強い油性成分から、
水性成分を溶かしてしまう可能性があるのです。

水性と溶剤の同時使用には注意が必要です。下塗りに水性、上塗りに溶剤は適切ではありません。

このように、下塗り材と上塗り材の成分による相性、
あるいは旧塗料と新塗料との相性、
塗装箇所の環境や必要な配慮等、
塗装前に考慮しなければならないことは様々で、
素人目ではなかなか気づかない部分でもあります。
DIYの前に、塗装のプロである名城塗装へぜひご相談ください。
塗装に関するご相談・お見積り・診断を無料で承ります。

お問い合わせはこの画像をタップしてください。

DIYで大丈夫?塗料同士の相性とは
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DIYで大丈夫?塗料同士の相性とは

この記事は私が投稿しました!

企業とお母さんのお悩みに耳を傾けるフリーランス金城 薫
WEBデザイナー/WEBライター/
お客様の商品を魅力的に伝えるWEBサイトを作っています
家庭教師/
子どもたちに「学び続けること」の大切さを教えています
社会人研修講師/
お客様が求める「人財づくり」のお手伝いをしています

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