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外壁と屋上防水工事の詳細レポート(読谷・古堅)

外壁と屋上防水工事の詳細レポート(読谷・古堅)

今回は、読谷(古堅)のリフォーム屋さんの実家で行った外壁塗装と屋上防水工事の詳細についてご紹介します。このリフォーム屋さんとは以前の現場で内装リフォームを担当していただいたご縁があり、そのつながりで今回の工事をお手伝いさせていただきました。施工主の親族、母の妹さんのお宅の防水工事は次の現場で行う予定ですが、この現場での工事を通して、これまでの人との繋がりに感謝する気持ちが一層強くなりました。

施工前の状態

施工前の状態確認は、工事の品質と仕上がりに大きく影響します。問題の早期発見や予防措置を講じることで、後々のトラブルを防ぎ、スムーズな進行が可能になります。また、施工内容や材料選定に適切な指針を与え、予算や納期の調整にも役立ちます。しっかりとした確認は、最終的な満足度を高めるために欠かせないステップです。施工前の状態を確認したところ、釘打ちがされたままの箇所がありました。そのままだと見た目が悪くなるため釘を抜き、取れなければ切断して穴を埋めました。これにより、外壁の見栄えが格段に良くなります。

高圧洗浄

次に、高圧洗浄を実施しました。外壁塗装前の高圧洗浄は、塗料の密着性を高め、仕上がりを美しく保つために非常に重要です。高圧洗浄により、外壁に付着した汚れ、ほこり、カビ、苔、油分などを徹底的に取り除くことができます。これにより、塗料が外壁に均等に密着し、剥がれやムラのない仕上がりが実現します。また、汚れを取り除くことで、塗装の耐久性が向上し、長期間にわたって保護効果を維持することができます。

そして、ガスメーターと配管のつなぎ部分のサビ止めを行い、その後シリコン止めペインター20を使用して塗装準備を整えました。これにより、塗料がしっかりと定着するため、耐久性が向上します。

パテ埋め

次に、外壁に刺さったままの釘を抜き、パテを使用して凹凸や穴を埋めました。これにより、平滑な表面が整い、塗装の仕上がりが美しくなります。

このように、塗装前に外壁の洗浄やサビ止め、パテ埋めの作業によって外壁を補修することを「下地処理」と言いますが、この下地処理は、塗料の密着性や仕上がりの品質を確保するために非常に重要です。下地処理をしっかり行うことで、外壁のひび割れや穴、凹凸を補修し、表面を平滑に整えることができ、これにより塗料が均等に塗布され、剥がれやムラが防止され、長期的な耐久性が向上します。下地処理を省略すると、塗装の効果が十分に発揮されず、早期の劣化を招く可能性があります。

外壁塗装開始!

沖縄県では、湿気や塩害、台風などの厳しい気候条件が外壁に大きな影響を与えます。そのため、外壁塗装は建物を守るために非常に重要です。適切な塗装を施すことで、外壁の劣化を防ぎ、耐久性を向上させるとともに、見た目の美しさも保たれます。また、塗装は防水効果を高め、雨漏りや湿気による問題を未然に防ぐ役割も果たします。以下の手順で進めました。

外壁の塗装

パーフェクトフィラー

パーフェクトフィラーは下塗り用の塗料で、外壁の微細な凹凸を埋めて平滑な面を作り、塗料の密着性を向上させます。

パーフェクトトップ

中塗り用の塗料で、耐候性や耐久性を強化し、外壁の美観を保ちながら長期間の保護を提供します。これを二度塗りすることで、塗膜の厚みが増し、塗料の耐久性や防水性が向上します。また、ムラなく均等な仕上がりを実現します。

軒天井の塗装

軒天井とは、建物の屋根の下、軒部分にある天井のことです。屋根の延長として外壁の上部に位置し、屋根の下端を支える役割を担っています。軒天井は、建物の美観を保つだけでなく、雨風や紫外線から保護する重要な部分です。特に湿気が溜まりやすい場所であり、雨水が滞留することで塗装が劣化しやすくなります。湿気が溜まると、木材の腐食やカビ、藻の発生などが引き起こされることがあります。そのため、軒天井の塗装は非常に重要です。適切な塗装を施すことで、湿気から守り、耐久性を向上させ、建物全体を長持ちさせることができます。

また、塗装には防水性や防カビ性の高い塗料を使用することが推奨されます。これにより、軒天井の劣化を防ぐだけでなく、室内の空気質の改善にも貢献します。定期的なメンテナンスとして、軒天井の塗装を行うことで、建物をより長く良好な状態で保つことができます。

カチオンシーラー

下地の密着性を高めるシーラーで、特にコンクリートやモルタル面に使用し、塗装面と塗料の接着力を強化します。

水性ケンエース

水性の外壁用塗料で、低臭で環境に優しく、耐候性や防水性に優れた性能を持ち、長期間の保護を提供します。

これで外壁塗装完了です!

続いて屋上の防水開始!

屋上の防水は、建物の耐久性を保つために非常に重要です。屋上は直接雨や風、紫外線、温度変化などにさらされるため、劣化しやすい部分です。防水処理が施されていないと、雨水が屋根に浸透し、時間が経つにつれて建物の内部に水漏れを引き起こす可能性があります。これにより、天井や壁の腐食、カビの発生、さらには構造自体の劣化を招くことになります。以下の手順で進めました。

プライマー(屋上)

最初に行うのは、プライマーの塗布です。プライマーは、屋上の下地と防水層の接着性を高める役割を果たします。屋上の素材(コンクリートやモルタル、金属など)に合わせてプライマーを選び、均等に塗布します。これにより、後で施す防水層がしっかりと密着し、長期的な耐久性を確保します。

プライマー(ベランダ)

屋上がベランダと繋がっている場合や、特定の場所ではベランダプライマーを使って、さらに密着性を強化することがあります。このプライマーは、特に水分が多い部分や防水層が剥がれやすい部分で効果を発揮します。

プルーフロン防水(2度塗り)

防水のメインとなる作業は、防水層を塗布することです。代表的な防水材としては、プルーフロンなどがあります。この防水材は2回に分けて塗布することが多いです。

プルーフロン防水①: 最初の層として、防水材を塗布します。この層は、屋上全体に均一に塗布され、基礎的な防水効果を発揮します。

プルーフロン防水②: 1回目の防水層が乾燥した後、2回目の防水層を塗布します。これにより防水性が強化され、耐久性が向上します。防水層が厚くなることで、雨水の浸透を防ぎ、長期間にわたる保護が可能になります。

GRトップ遮熱(2度塗り)

防水層が完成した後、遮熱塗料(GRトップ遮熱)を塗布することで、さらに屋上の性能を高めます。遮熱塗料は、屋上の温度上昇を抑える効果があり、特に暑い地域や温暖な気候で効果的です。この塗料は、熱を反射して屋上温度を下げ、屋内の温度上昇を防ぐことで、冷暖房の効率を改善する効果もあります。

GRトップ遮熱①・②: 2回に分けて塗布します。最初に遮熱塗料を塗り、乾燥後にもう1層塗布して、より強い遮熱効果を発揮させます。

屋上の防水は、建物全体を守るために重要な役割を果たしており、適切な防水処理を施すことで、雨漏りや湿気から建物を守り、長期的な修繕コストを削減できます。防水材としては、ウレタン防水やシート防水などがあり、これらは屋上の使用状況や環境に応じて選択されます。定期的な防水のメンテナンスや再施工を行うことは、屋上を長期間にわたって安全かつ耐久性のある状態に保ち、建物の寿命を延ばすために不可欠です。

完工後の徹底確認

全ての防水工程が終わった後は、施工が正しく行われたかをしっかりと確認します。防水層の均一性や密着度、塗布後の乾燥具合をチェックします。また、雨水が滞留していないか、溜まっている部分がないかを確認することが重要です。このような手順を踏むことで、屋上防水は耐久性が高まり、長期間にわたって建物を保護することができます。

外構塗装

外構部分の塗装も実施しました。こちらは、洗浄後に下塗りとしてカチオンシーラーを塗布し、材料を変えてプレミアムシリコン①・②で仕上げました。余った材料を利用して外構部分の塗装を行いましたので、無駄なく活用しています。

細かい箇所も丁寧に。塗り残しを見逃さない目配りが名城塗装の強みです。

施工完了!

全ての作業が完了しました。施工主とその家族の皆さんにもご満足いただけたようで、ホッと一安心です。今回の工事を通じて、以前の現場でお世話になったリフォーム屋さんとのつながりが再び広がり、新たな信頼を築けたことに感謝しています。外壁塗装や防水工事を通じて築いた人との絆を大切にし、これからも感謝の気持ちを持ち続けていきたいと思います。

私たちは、お客様の大切なお住まいを守るため、高品質な塗装と丁寧なサービスを提供しております。外壁の劣化や雨漏りなどでお悩みの際は、どうぞお気軽にご相談ください。無料診断とお見積りを通じて、最適なプランをご提案させていただきます。安心・安全な生活の中における、お客様の笑顔が何よりの励みです。これからも皆さまの信頼に応えられるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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