お問い合わせのきっかけ(ホームページからのご相談)
読谷村にあるアメリカン住宅タイプのアパートオーナー様より、
ホームページをご覧いただきお問い合わせをいただきました。

現地調査の結果、建物の外観には草木が多く、特に東側を中心にコケやカビの発生が目立つ状態でした。
施工前の状態|実は“見えにくいリスク”が潜んでいました
今回の建物は築約20年。
一見すると大きな爆裂などの深刻な劣化は見られませんでしたが、
気になる点がありました。
それは…
👉 仕上げ左官のめくれ・塗膜の剥がれ

写真の通り、外壁の塗装が一部はがれている状態が確認できました。
通常であれば、塗装がはがれるとその下の仕上げ部分(左官)が見える程度でとどまるのですが、今回はその下のコンクリート部分までむき出しになっている状況です。
このような状態は、以前の施工時の影響や、長年の湿気の影響などが重なって起こることがあります。
このままにしておくと、雨水などが入りやすくなり、建物の内部に影響が出てしまう可能性もあるため、早めの補修をおすすめいたします。
この状態から考えられるのは、
新築時に「コンクリートが十分に乾ききっていない状態で塗装された可能性」です。
このような施工がされている場合、
内部に湿気がこもってしまう
カビが発生しやすくなる
気づかないうちに内部から劣化が進行する
というリスクがあります。
正直に言わせてもらうと、
👉 築20年で起こるには不自然な劣化状態でした。
今回の施工内容(丁寧な下地処理+高耐久塗装)
①高圧洗浄
まずはコケや汚れをしっかり除去。
この工程を怠ると塗料の密着が悪くなります。

②コーキング打ち直し
外壁のつなぎ目やサッシまわりに使われているコーキングは、雨水の侵入を防ぐ大切な役割を持っています。
しかし、コーキングは年数が経つと
ひび割れ
硬化(固くなる)
すき間ができる
といった劣化が起こります。
この状態をそのままにしておくと、すき間から雨水が入り込み、
👉 外壁の内部や見えない部分から劣化が進んでしまう可能性があります。
特に今回のように湿気が多くなりやすい環境では、カビや腐食の原因にもつながるため注意が必要です。
そのため当社では、古くなったコーキングはしっかりと撤去し、打ち直しを行っています。
また、こうした細かい部分こそ建物の耐久性に大きく関わるため、
👉 見えにくい箇所まで丁寧にチェックし、確実な施工を心がけています。


を行い、下地からしっかり再生。
③クラック補修



外壁にできたひび割れは、そのままにしておくと雨水が入り込み、劣化の原因となるため、しっかりと補修を行います。
まずは、ひび割れ部分をそのまま埋めるのではなく、Vカットという作業を行います。
これは、ひび割れに沿ってあえて溝を広げることで、補修材がしっかり奥まで入り込み、はがれにくくするための大切な工程です。
次に、プライマーを塗布します。
プライマーは接着剤のような役割があり、後から入れる材料との密着を高めるための下地処理です。
最後に、左官補修を行い、削った部分を丁寧に埋めていきます。
表面を整えることで、周囲となじみやすくなり、その後の塗装もきれいに仕上がります。
このように、見えない部分までしっかりと工程を踏むことで、長持ちする外壁に仕上げています。
④下地調整(重要ポイント)
補修を行った箇所には、そのまま塗装をするのではなく、まずシーラーを塗布します。
シーラーには、下地と塗料をしっかり密着させる役割があり、塗膜のはがれを防ぎ、耐久性を高める大切な工程です。

また、補修後の表面は素材によって凹凸や質感が変わるため、周囲となじむように「たまふき処理」を行います。
専用の道具を使って模様を合わせることで、補修跡が目立ちにくくなり、自然な仕上がりになります。

見た目をきれいに整えるだけでなく、塗装を長持ちさせるためにも欠かせない作業です。
⑤塗装工程
その後、外壁には下塗り材としてパーフェクトフィーラーを塗布しました。
細かな凹凸や小さな傷を整えながら、上塗り材との密着性を高める役割があります。


中塗り・上塗りにはパーフェクトトップを使用し、耐候性・防汚性を高めています。
塗膜をしっかり重ねることで、紫外線や雨風から建物を守る強い外壁に仕上げました。


さらに、特にコケの発生が多かった草木側の外壁については、通常塗装ではなく、
👉 プレミアム無機塗料を使用しています。


無機塗料は、
カビ・コケが発生しにくい
紫外線に強い
劣化しにくい
長期間美観を維持しやすい
という特徴があり、湿気の多い環境や草木が近い建物に非常に適した塗料です。
建物の状態を見極めながら、場所によって最適な材料を使い分けることで、
👉 「ただ塗るだけではない、長持ちする塗装」
を心がけています。
⑥屋上防水工事
沖縄の建物は、強い紫外線や台風、スコールのような激しい雨の影響を受けやすいため、屋上防水の状態が建物の寿命に大きく関わってきます。今回の現場でも、外壁塗装とあわせて屋上防水工事を行いました。

まずは高圧洗浄で、長年蓄積した汚れや旧塗膜、コケなどをしっかり除去。
下地の状態を確認しながら、ひび割れや傷みがある箇所は補修を行っています。

その後、防水材を均一に塗布し、防水層を形成。
さらにトップコートで仕上げることで、紫外線や雨水から防水層を保護し、耐久性を高めています。

屋上防水は、見た目では劣化が分かりにくい工事ですが、
雨漏り
コンクリート内部への水分侵入
建物内部の腐食やカビ
などを防ぐために非常に重要な部分です。
特に今回のように、周囲に草木が多く湿気がこもりやすい環境では、防水機能の維持が建物保護に大きく関わります。
当社では、外壁だけでなく、こうした見えにくい部分までしっかり確認し、
👉 建物を長く守るための施工
を心がけています。
仕上がり|外観はそのまま、性能は大幅アップ
カラーはオーナー様のご希望により、
👉 施工前と同じ色で仕上げ

見た目の印象はわかりずらいですが…笑
防カビ性能アップ
耐久性向上
メンテナンスコスト削減
を実現しました。
今回のポイント|草木が多い建物は要注意
今回のように、建物の周囲に草木が多い環境では
湿気がこもりやすい
コケ・カビが発生しやすい
外壁の劣化が早まる
という特徴があります。
さらに、
👉 初期施工の状態によっては“見えない内部劣化”が進行することもあります。
まとめ|見えない劣化こそプロの点検が重要

今回の現場では、
表面上は比較的軽微な劣化だが、内部に大きなリスクがあった。
というケースでした。
外壁塗装は「見た目をキレイにする」だけではなく、
👉 建物を長く守るためのメンテナンスです。
最後に
弊社では、
👉 細かい箇所も見逃さない点検・施工
👉 建物の状態に合わせた最適なご提案
を徹底しています。
「うちは大丈夫かな?」と感じたら、
早めの点検をおすすめします。


















