外壁や防水工事において、最も重要なのは“下地を見抜く力”と“施工の引き出しの多さ”。
今回は読谷村で行った屋上・ベランダ防水の施工事例をご紹介します。
◆ ご依頼の背景 〜元気なおばあちゃんからのご紹介案件〜
今回の施工主様は、リフォーム経験豊富なご高齢の女性。
お住まいの屋上とベランダの防水層に不安を感じており、「そろそろメンテナンスをしておきたい」とご相談をいただきました。
現場は読谷村。以前工事をご一緒した方からのご紹介ということもあり、気合いを入れて取り組みました。
◆ 施工前の状態と下地診断

- 屋上とベランダにヒビ割れ
- 雨戸の戸袋には深刻なサビ
- 防水層の内側が劣化している可能性あり
施工主様はこれまでにもご自身で手入れされていたこともあり、見た目は比較的きれいな状態。しかし、下地に潜むダメージは油断できません。
◆ 屋上の施工:割れやすい防水層に“レジアンダー”を採用
通常ならプライマーを用いますが、今回の屋上は防水層の内側が悪さしており、再発リスクを回避するために「レジアンダー」を選択しました。


使用材料
- 下地処理:レジアンダー(セメント系)
- 防水層:プルーフロン(ウレタン防水)×2回
- トップコート:GRトップ
“割れに強い構造”を意識した気配り施工で、今後も安心して暮らせる防水層に。
◆ ベランダの施工:いつも通りの信頼の組み合わせ
屋上とは異なり、ベランダは従来通りの仕様で対応。
使用材料



- 下塗り:プライマー
- 防水層:プルーフロン(ウレタン)×2回
- トップコート:GRトップ×2回
※プルーフロンは屋上・ベランダ共通

◆ 外壁塗装:場所に応じて塗料と工程を調整
カチオンシーラー:下地にしっかり密着し、上塗り塗料の吸い込みを防ぐ下塗り材。モルタルやコンクリートの下地処理に最適です。


ケンエース:ヤニ止めや防カビ効果があり、室内外の木部・金属部にも使える万能型の水性塗料。耐久性と隠ぺい性に優れています。


パーフェクトフィーラー:ひび割れや凹凸のある外壁下地をなめらかに整える下塗り材。パーフェクトシリーズの密着性と防水性を支えます。


パーフェクトトップ:高耐候性・低汚染性に優れた外壁用の上塗り塗料。色あせしにくく、美しい仕上がりが長持ちします。(ベースカラー)


カチオンシーラー(アクセントカラー)


※オレンジ部分は2回塗りでしっかり発色。塗りムラのない、元気な印象に仕上がりました。
◆ 金属部分のケアも忘れずに
雨戸の戸袋にはかなりのサビがありましたが、サビ止め+サビキラーでしっかり対策。サビを放置すると金属が徐々に腐食し、強度が低下して破損や倒壊の原因になる可能性があります。特に雨戸や手すりなどでは、思わぬ事故やけがにつながる恐れもあり、早めの対処が重要です。



◆ 木部の塗装もサービスで!
縁側には、防虫・防腐効果のある「キシラデコール」を2度塗り。見た目もぐっと引き締まり、長持ちします。


◆ 仕上がりとお客様の声


「いろんな業者を呼んだけど、何も言わなかったのはあんたたちだけだよ」と、おばあちゃんから最高の褒め言葉をいただきました!
しかも毎日お食事まで…本当にありがとうございました!
◆ 名城塗装の“気配り施工”とは?
ただ塗るだけじゃない。
下地の状態、材質、将来のリスクまで見越して提案・施工するのが名城塗装のモットーです。
「ウチも気になるところがあって…」
そんなあなた、ぜひ一度ご相談ください。
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