屋根の雨漏り、外壁のひび割れ、汚れ、経年劣化によるトラブルを解決する塗装業者です。お問い合わせ、外壁・屋根の診断、お見積り無料にて承ります。

屋上(屋根)防水の工法について

屋上(屋根)防水の工法について

こんにちは!名城塗装です!
今回は、前回の記事でも取り上げた屋上(もしくは屋根)の防水工法についてのご紹介です!

↓前回のブログはコチラから↓

こちらの現場で施工した防水の工法は「ポリマーセメント防水」でしたが、その他にも「ウレタン防水」という工法があります。両者にはどのような違いがあるのでしょうか。また、今回の現場で「ポリマーセメント防水」を採用した理由は何でしょうか。

ポリマーセメント防水とは

ポリマーセメント防水は、建築土木市場において約30年の歴史がある防水工法で、主に防水下地として使用されます。このポリマーセメント防水の大きなポイントは「環境と人にやさしい」こと。有機溶剤(他の物質を溶かす性質を持つ有機化合物の総称のこと)を含まない無機の補修材であることから、施工作業者、作業周囲の安全性、そしてもちろん実際に住んでいる方やご近所のみなさんにも健康被害のない材料となっています。また、施工やメンテナンス時にもゴミを出さないため、コストにも優れた防水材です。

ウレタン防水とは

「ウレタン」とはプラスチックの一種であり「樹脂」のひとつです。配合を変えることで様々な性質のウレタンが生まれ、スポンジや塗料、接着剤や断熱材など、あらゆるところで活用されており、施工箇所(屋上)に複数回塗布することで防水層を形成し、建物への水の侵入を阻むことができます。このウレタン防水のポイントは、「工事費用の安さ」です。材料費の安さも影響していますが、もっとも一般的な工法でもあり多くの職人が施工できることから工事費用を安く抑えることができるのです。他にも、工期を短く抑えることができる上、施工箇所においても融通が利きやすいことから数多くの現場で採用されています。

今回の現場のポイント

さて、ここまで読むと「ウレタン防水」の方がメリットが大きそうですが、なぜ今回の施工では「ポリマーセメント防水」を採用したのでしょうか。ウレタン防水と比較したポリマーセメント防水の特徴を混ぜて主な理由を2つ紹介します。

Point.1柔軟性
ウレタン防水も十分な柔軟性(伸び縮み)を持っていますが、ポリマーセメント防水の柔軟性とセメント瓦の相性が良いこと。また、基本的に平らな下地に塗布するウレタン防水材と違い、三角屋根のセメント瓦だとポリマーセメント防水の耐久性が適しています。
Point.2重量
今回の施工現場は、沖縄の伝統的住宅のセメント瓦。当然ながら築年数が長いことから、建物自体の耐久性に不安があります。だからこそ、塗料の重量が建物の負担となることは避けなければなりません。ポリマーセメント防水はウレタン防水と比較し軽量なのでこちらを採用しました。

他にも、他塗料との相性やカラーのバラエティを考慮するとポリマーセメント防水が是だと検討し施工に移りました!昔と比べると、塗料の開発が大きく進み様々な製品が売り出されていますが、最も重要なのは施工する建物や下地、他塗料との相性です。「防水・外壁塗装を検討しているけど、何をどう塗ったらいいのかわからない」そうお悩みであれば名城塗装へどうぞお問い合わせください!

屋上防水

お問い合わせ、ご依頼は電話またはEメールにて承っております。
お気軽にお問い合わせください。

098-988-7931
※スマートフォンでタップすると、直接かけることができます。

屋上(屋根)防水の工法について
この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
屋上(屋根)防水の工法について

この記事は私が投稿しました!

企業とお母さんのお悩みに耳を傾けるフリーランス金城 薫
WEBデザイナー/WEBライター/
お客様の商品を魅力的に伝えるWEBサイトを作っています
家庭教師/
子どもたちに「学び続けること」の大切さを教えています
社会人研修講師/
お客様が求める「人財づくり」のお手伝いをしています

0

ホーム
会社概要
ブログ
施工実績
お問合せ