今回は、浦添市M様邸での施工をレポートします。経年による防水層の劣化と爆裂箇所により水漏れが発生。住宅内部にまで水が侵入していたことから、外壁の修繕と屋上の防水施工を承りました。
大切なお住まいと生活を守るための外壁塗装や屋上防水。長く住み続けるために大切なこと。。。とわかってはいるものの、なるべくコストは抑えたいですよね。多くの建物を守り続けてきた名城塗装では、その経験とノウハウを活かし、お客様に合った最適な施工をご提案しております。
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施工前
一見すると特に目立ったトラブルはなさそうに見えますが、
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細かい部分では、経年による塗膜の劣化によりひび割れを起こし、そこから建物の内部にまで水が侵入していました。放って置くと、カビやサビの原因となってしまい建物の内部構造が弱まり寿命を縮めてしまう恐れがあります。
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施工開始!!
高圧洗浄
まずは高圧洗浄機を使ってキレイに洗浄します。高圧洗浄は、全行程における重要な施工のひとつです。キレイに洗浄しておかなければ、塗りムラの原因になってしまったり、新たな異常の発見を見逃してしまう可能性があり、施工不良の原因となってしまうからです。
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はつり作業
コンクリートの「爆裂」と聞いて、「コンクリートが爆発するの!!?」と心配したかもしれませんが、もちろんドカーンとコンクリートが爆発するようなことではありません。ひび割れた箇所から水が侵入したことで内部の鉄筋がサビて膨張してしまい、コンクリートを圧迫することで、まるで爆発でもしたかのようにボロボロと外壁が剥がれてしまうことです。
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爆裂箇所の調査後、爆裂が確認された箇所へのハツリ(斫り)施工をします。ハツリとは、コンクリートの外壁を壊したり削ったりする作業全般のことを指し、形を整えるために必要な施工です。そもそも、爆裂の原因はコンクリートではなく、その内部の鉄筋です。鉄筋が剝き出しになるまで外壁を削り取り、鉄筋を補修しなければなりません。
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鉄筋のサビ処理
はつり作業によって鉄筋を剥き出しにしたら、サビ化が進行しないように処理していきます。今回はサビキラーを塗布して、赤サビを黒サビに変化させます。サビといっても、黒サビは「良性のサビ」とも言われており、赤サビとは違って参加を防止する役割があります。ハケを使って丁寧に塗布していきます。
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下地調整
次に、鉄筋の防食防水、劣化防止のために専用の塗料「セメンシャス」を塗布していきます。これによって、鉄筋に空気が触れないようになり、酸化を防ぐことができます。
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埋め戻し
最後にセメントを用いて埋め戻し、仕上げに施工した箇所が目立たないように、塗装して終わりです♪これで、水漏れの侵入によって内部が傷んだしまう心配がなくなりました。
埋め戻し作業は、全ての箇所に行う必要はなく補修箇所によっては、セメンシャスの塗布であえて終了し、埋め戻さないこともあります。これは、セメントの重量で建物全体の負担を軽減するためであったり、埋め戻さない分、コストカットにも繋がるからです。
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屋上の防水
続いて屋上の防水。建物内部に水が侵入してしまうのは、屋上にあるひび割れが防水層にまで達していることが原因でした。せっかく鉄筋のサビを食い止めても、これを放置してしまえば台無しです。補修材の安定と施工精度を高めるためにV字型に溝を掘り、補填材を充填して補修します。これで雨水が内部に侵入する事はないでしょう。
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施工前に屋上の状態をチェックしましたが、全体的に防水層が薄い印象でした。それが、案の定防水層にもヒビが届いてしまった原因になってしまったのかもしれません。
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今回は、コンクリートの爆裂に対する補修作業をメインにご紹介しました。雨水の侵入は、建物の内部構造を劣化させ、建物全体の寿命を短くしてしまう大きな原因となってしまいます。特に紫外線の強い沖縄は、塗料が劣化しやすくもあり、雨も多い事から雨漏りのリスクも高いです。お客様の予算に合わせた最適なご提案をしてまいります。どうぞお気軽にお問い合わせください。
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