名城塗装は、塗装全般を扱う塗装会社です。ブログでは外壁塗装の紹介ばかりですが、今回の施工は屋内となります。まずは木製階段の塗装からスタートです!
屋内階段塗装のポイント
屋内の階段を塗装するにあたって配慮しなければならないことは何でしょうか。
屋内階段は、外壁や屋外の階段とは違った特徴があるため、その特徴に合った塗料を選ぶことが重要です。
塗料の渇きが遅くなる
屋外とは違い、風通しが利かない屋内は当然、塗料の渇きに時間がかかってしまいます。まして、生活空間の中にある設備なので、「乾くまで上り下りができない!」となってしまっては生活に悪影響を及ぼす可能性もあります。
子どもの手が触れやすい
段上や手すり部分は、小さな子どもが直接触れる場所でもあります。万が一、乾いていない塗料が手に付着し、そのまま洗わずに食事をしたりすると重大な事故に繋がる恐れがあります。
滑って転倒する危険性がある
塗料の影響で階段をツルツルとさせてしまうと、滑って転倒する可能性があり、重大な事故に繋がる恐れがあります。
以上の事を配慮し、適切な塗料を選びました。
作業の様子
1.ケレン作業
まずは塗装前の下処理。ケレン作業からスタートです。階段の汚れやチリ、古い塗膜を落としておけば、新しい塗料を塗布しても古い塗膜と一緒に剥がれる心配もありません。
2.下塗り
今回使用するのは、「ネオデラックサンディングシーラー」。速乾性のため、渇くのに時間のかかる室内での相性が良い塗料です。
3.中塗り・上塗り
中塗りと上塗りに使用したのは、ネオデラック 2020FF(半艶消し)。体育館にも使用されている塗料で、摩擦に強く、滑らず粘着がないため、安全性を高めることができます。渇きを待った後、ペーパーがけをして仕上げの上塗りです。
完成!
滑りにくく安全性の高い階段塗装の完了です!