雨漏りを放置するとどうなるの？名城塗装の防水施工を大公開!!

雨の多い沖縄は、年中雨漏りの季節と言っても過言ではないでしょう。窓から滴り落ちる雨粒の瞬間、静かな夜を乱し、眠りを奪ってしまうことがあります。屋根の上から雨水が静かに内部に侵入し、大切な自宅を蝕んでいきます。あなたはその心配から解放される方法をお探しですか？どんなにわずかな雨漏りでも、放置すれば建物への影響が重大化する可能性があります。その理由と併せて、今回の施工をレポートします。

建物の防水とは、建物の屋根、壁、床などの部分を水から守るための技術であり、防水は建物全体の耐久性を高め、内部の構造や材料を水の侵入から保護することを目的に行われます。

全ての建物は、建築時に防水施工が行われます。しかし、防水の性能は経年劣化により次第に弱まってしまいます。10年を目途に、屋上やベランダ、外壁の防水状況を専門の業者にチェックしてもらいましょう。それでは、雨漏りによって水が建物内に侵入するとどうなるのでしょうか。以下に代表的な症状をご紹介します。

建物に水が侵入するとどうなるか

建物に雨水が侵入してしまうと、以下のような問題が発生する可能性があります。

構造への損傷: 水が建物の壁や床に浸透すると、木材やコンクリートなどの建材に損傷を与える可能性があります。これは建物の構造的な安定性に影響を及ぼす可能性があります。

カビと腐敗: 水分が建物内に滞留すると、カビや腐敗の原因となることがあります。これは建物内の空気品質にも影響を及ぼし、健康問題を引き起こす可能性があります。

電気系統の損傷: 水が電気配線や電気設備に侵入すると、火災や感電の危険性が高まります。電気系統の修理や交換が必要になることもあります。

家具や財産への損傷: 水害が発生すると、家具、家電、貴重品などの財産にも損傷を与える可能性があります。

健康への影響: カビや微生物が繁殖することで、建物内の空気品質が悪化し、住民の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。呼吸器疾患やアレルギー症状が増加することがあります。

ちょっとした雨漏りだからといっても油断は大敵です。少しの雨漏りでもその影響は加速度的に早く広がります。天井のシミや雨漏りの発生を確認したらすぐにご連絡ください。名城塗装では住宅診断を無料で承っております。

防水施工開始

今回は、いつもお世話になっている問屋さんへのお問い合わせから、弊社へのご依頼で、屋上・ベランダの防水施工をさせて頂きました。いつもお世話になっている問屋さんでありながら、お客様のご紹介まで頂き、塗装屋冥利につきる施工となりました。ありがとうございました^^

施工前

一見、塗膜がなく防水施工がされていないように見えますが、シンダーコンクリートが利用されていて防水施工はされている状態です。しかし、コンクリートへのひび割れや流水路では劣化を早めてしまい、それが雨漏りに繋がってしまった恐れがあります。

それでは作業を始めていきましょう!!

しっかり洗浄

まずは高圧洗浄機によりしっかり洗浄を行います。防水作業前に洗浄を行うことは、防水の効果を最大化し、建物の耐久性を保つために重要なステップです。細かい部分にまで目を配り丁寧に洗浄していきます。

クラック補修

「クラック」とは、裂け目、割れ目という意味の英語で、建築業界では建物の外壁や内壁、基礎にできるひび割れや亀裂のことであり、これを放置したままにすると、安全性や防水性へ悪影響を及ぼす危険性があります。したがって、クラックは放置せず、できるだけ早く専門家による点検と修理を検討する必要があり、また建物や構造物の種類やクラックの大きさによって、対処方法が異なる場合がありますので、専門家のアドバイスを受けることが重要です。たとえ小さなひび割れでも、建物に大きな影響を与える可能性があります。埋め残しのないように慎重に作業していきます。

プライマー

下地処理のためプライマーを塗布していきます。防水プライマーは、防水処理を行う際に重要な作業の一つであり、この上に塗る防水コーティング材への密着性や下地への浸透を阻止し、防水システム全体の耐久性を向上させる役割を果たします。

これで防水施工前の準備が完了です。単に防水材を塗れば良いというわけではなく、防水システムが長く機能するように、十分な準備が必要なのです。

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一層目

防水塗装前の下準備が終わったので、いよいよ塗料を塗っていきます。専用のローラーやブラシを使って塗料を均等に塗り、ムラのないようにします。特に接合部や角に注意を払い、漏れやすい箇所には注意が必要です。見落とすことなく丁寧に塗っていきます。

二層目

一層だけでは、防水性はあっても紫外線や雨による耐久性は低いままです。一層目の上に重ねて二層目の塗膜をつくることで、耐久性をアップさせ建物の寿命を延ばす事ができます。これで防水膜の完成です。

上塗り

最後の仕上げに上塗り「トップコート」です。トップコートとは、防水工事の仕上げで施工する塗料のことで、防水層の劣化を抑える役割を担っています。せっかく二度塗りでつくった防水膜も、保護せず剥き出しのままだと劣化を早めてしまいます。このコートは、建物や構造物の表面を水や湿気から保護し、耐候性を向上させる役割を果たします。こちらも二度塗りして、防水膜をガッチリと保護します。

ついに完工!!

クラック（ひび割れ）の補修、下地調整、防水膜の形成、防水膜の保護という工程を経てついに完工しました。これでもう雨漏りに気をもむことはなくなり、建物の寿命を延ばす事もでき、安心安全な生活を取り戻す事ができました。

いかがでしたか？

雨漏りは解決可能です。今だからこそ、あなたの家と大切な家族を雨から守るための行動を起こしましょう。雨漏りは放置すれば、家の構造に重大な損傷を起こす可能性があります。染み、天井にシミが広がる、最悪の場合、カビが発生するかもしれません。それがあなたの大切な住まいに起こることはもちろん避けたいですよね？

それでも、大丈夫です。雨漏りの問題は、私達プロの手によって効果的に解決できます。弊社の経験豊富な職人によって迅速に対応し、最高の品質で効率の良い修理作業を提供します。家を再び快適で安全な場所にするお手伝いをさせて下さい。